乙女座の新月 9月5日（木）

この間の9月5日は 乙女座の「新月」の日を迎えました。私達が普段目にする月の形状は、三日月や満月などいろいろな形状があるように目に見えています。でも月も太陽もそれ自体の形状が変わっている訳ではなくて、同じ形でそこに今もなお存在しています。月と太陽の関係、黄経差と呼ばれている差の角度によって地球からみえる月の形が違って見えているのです。例えば、三日月も上弦の月（じょうげんのつき）とか、下弦の月（かげんのつき）など同じ三日月でも上側に見えるものと下側に見えるものがあります。

そんな中、新月はまた特別なもののようです。何故かと言うと、新月だけは目に見えないからです。新月は、太陽と月の黄経差と呼ばれているものが０度になった時の状態をそう呼んでいるのです。くっきりまん丸に見える美しい満月は、太陽と月の黄経差が180度になる状態のことをそう呼びます。太陽と月の黄経差によって私達に見えている月の形が変わっているだけなのですが、いつの頃からか新月の時に祈りを捧げると「願いが叶う」との情報を耳にするようになりました。新月の時は月パワーが凄くて、そのエネルギーにあやかれるということで自分が実現したい願いを新月の日に祈るとよいというのです。

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